広汎性発達障害とは

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広汎性発達障害の症状とは?

広汎性発達障害の子供の症状は、常に独りっきりでいて、他人との接触をしようとしません。自分の部屋で独りでおもちゃを並べるのに夢中になったりして、そのようなときは、規則正しく、順番を決して間違えないといいます。

新聞や字の多い雑誌をめくったりするときも、上下を絶対間違えないそうです。3歳前にこんなことができるのですから、きっと頭はいいんだと思います。3歳ぐらいで感じをすらすらと読んでしまう自閉症の子供がいたそうですが、まるで哲学者のような顔つきだそうです。

それでも、誰とも交わろうとしないのです。常に独りでいたがり、人と交わろうとせず、何を考えているのかわからない。これが広汎性発達障害の症状です。

広汎性発達障害の症状が出る原因

なぜ子供が心を閉ざしてしまったのでしょうか?赤ちゃんの頃にミルクを欲しがっても、母親が時間どおりにしか与えなかったのでしょうか?それとも抱き癖をつけまいと独りきりにしていたことが心に影響したのでしょうか?もしかしたら母親が子供に愛情を持たなかったり、大人が不安症で赤ちゃんにまでうつってしまったのかもしれません。

もしそうだとしたら、楽しいことや面白いこと、嬉しいことや幸せなこともあるんだって教えてあげればいいのでしょうか?広汎性発達障害という言葉だけをだけを知っていて、自閉症の子供の症状に現実に触れたことのない人はそう考えるかもしれません。でも自閉症はそんな単純なものではなく、言葉のもつイメージとは異なるものなのです。

広汎性発達障害の症状と儀式的行動

広汎性発達障害の症状として「儀式的行動」があります。

何度やっても飽きることはないし、その場・その時になると例外なく必ずやります。それを邪魔するものがあれば、排除してでもやります。これらのような型にはまった行動のことを「儀式的行動」と呼ぶことがあります。

いちいち決められた手順どおりでないと物事を始められないというように見えますが、その手順を踏むことや手続き自体が重要であり、多くの自閉症の子供にみられる行動なのです。

残念なことにこの「儀式的行動」が人間関係を悪化させたり、教育活動の妨げになったり、最悪の場合、トラブルの原因になってしまうことがあります。

こうなると一時的に嫌われるのを覚悟で、「儀式的行動」を止めさせないといけません。これは大変根気の要ることですが、何度も何度も衝突を繰り返しているうちに、子供に自分を受け入れてもらうのです。一度受け入れてもらえば、「儀式的行動」を徐々に止めさせることができるようになるでしょう。

岡山駅突き落とし事件、少年に発達障害の診断

なんとも痛ましい事件ですが、このような報道を通して、発達障害について多くの人に知ってもらいたいです。

岡山市のJR岡山駅ホームで3月、岡山県職員・假谷国明さんが突き落とされ電車にはねられ死亡した事件で、殺人などの非行事実で家裁送致された大阪府大東市の少年が、捜査段階の簡易精神鑑定で「対人関係の構築が困難な発達障害」と診断されていたことがわかった。

大阪家裁が選任した付添人弁護士が23日、明らかにした。付添人弁護士は少年審判で正式な精神鑑定を求める方針。少年は今月15日、岡山家裁に送致された後、居住地を管轄する大阪家裁に移送された。(読売オンライン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000001-yom-soci


広汎性発達障害とリタリン問題

今年9月、向精神薬「リタリン」を不適切に処方していたとして東京都がクリニックに立ち入り調査を行った。それをきっかけにリタリンにまつわる依存や乱用の問題が次々と明らかになり、社会問題化。製薬会社と厚生労働省はリタリンの適応範囲を限定し、厳密な流通管理が行われることとなった。

その一方で、リタリンによる治療を受けられなくなるという不安を訴える人たちがいる。ADHDなど発達障害の人たちとその家族だ。リタリンはADHDのおよそ7割に有効で、不注意や衝動性といった症状を緩和する。臨床現場では広く使われていた実態があり、世界的にも多くの国でADHDの薬として認められていたにもかかわらず、日本では未承認のままだった。そのため、リタリンの流通管理が厳しくなる中、発達障害の子どもや当事者が薬による治療を続けられるのか、不透明な状況となっている。

最近のリタリンを巡る問題を通じて、発達障害の子どもに対する薬物治療の現状と、今後の課題を考えなければならない。
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